1歳すぎの時期は、絵本よりも、むしろ「わらべうた」を娘は楽しんでいたように思います。
「マスクのうた」「糸巻きのうた」などを身振り付きで歌ってもらうのが大好きで、ゲラゲラ笑っていました。
そういう時期にオススメなのがこの本です。
定番含めいろんなわらべ歌が載っています。
(知らないのも数点ありましたが、楽譜もついています。)
しかし、この絵本の良いところは、「挿絵」です。
一見地味〜な絵ですが、歌の内容が幼い子にわかるようになっているので、歌への理解が深まります。
歌の内容を理解することで、子供はより楽しく歌えます。
最初は親だけが本を開いて歌っていましたが、だんだんカタコトでも一緒に歌えるようになり、今では
「ぽんチャンが歌うからお母さんは聞いていて!」といなされながら絵本を持っている始末。
子供の成長を楽しく見守ることのできる一冊です。
現在子供は3歳ですが、この絵本を読んでいるときはいつも二人の間にじっくりとした時間が流れていたし、
それは、何物にも替え難い時間だったと断言できます。
今は絵本が大好きな娘が、今も本棚からこの本を
大事そうに見つけて持ってくることがあります。
1歳のお誕生日の記念にぜひオススメしたい絵本です。