作品を読んでふと浮かんだのは「わらしべ長者」でした。ストーリー的には似ていないのですが、似たものを感じました。
中でも驚きというか憤慨したのは、乳母車の上に煙草の灰を落とす大人です。
次々にありえないことが起こっていくので、一体このお話はどうなるのだろうか?と展開がとても気になりました。
中表紙を見返すと、絵本の中のベニエ氏よりもずっと貧乏そうで、すでに中表紙からお話が始まっているのだなと思いました。
本の中の絵にも隠れたところに何かありそうで、何度か絵を見直してしまいました。
この帽子はどこに行くのかな?、いろいろ想像が広がりそうです。