やまのえき⇔うみのえき を、電車が行ったり来たり。雪の村や鉄橋や、いろんな場所を通ります。その風景がほのぼのとした気持ちにさせてくれます。特に菜の花畑は通る?たびにうれしくなります。
「ででん ごごー ででん ごごー」
「でで どど でで どど」
などなど、場所ごとに違う電車の音。
娘は「なんで『ででどど』なのよ〜?」などと、笑いながら夢中で聞いてきます。
場面が変わるときにトンネルを通るのですが、乗客たちの表情も面白く、ストーリーが感じられます。
表紙が「でんしゃでいこう」
裏表紙が「でんしゃでかえろう」
どちらから読んでもOKという、その構成がまた娘にとっては面白かったようで、いろんな意味で、面白い本です。