あした花になる」 くろいつさんの声

あした花になる 作・絵:いもと ようこ
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2002年2月28日
ISBN:9784265034697
評価スコア 4.53
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  • 願うことのせつなさ

    乱暴モノのかまきりが
    胡蝶蘭の美しさに心を奪われてしまうお話です。

    お花の美しさに比べ、自分の醜さがいやになり
    神様に祈ります。
    もうこのかまを使うことはやめますから
    どうかあの花に似合うような自分にしてください、と。
    食べることもやめ、ただ花を見つめ祈り続けるかまきり。
    やせっぽちになって死んでしまって、
    1億年のときをこえて、
    意識が戻る。
    そしてはなかまきりになっていた。

    全体的に寂しさや切なさが漂うお話です。
    願い続けることの大切さを描いているのでしょうが
    真摯なその姿勢がとてもとても切なく哀しいです。

    三歳の娘には少し早すぎでした。
    もう少し大きくなって、人を好きになったり
    いろんな願いを持つようになったら
    また読んであげようと思います。

    投稿日:2010/06/24

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