タイトルと表紙を見て綺麗だな・・と手にとりました。
主人公がかまきりとは意外な展開にびっくりでした。
ちょうちょも虫の強いカマで一振り!が・・自慢のかまきりが蘭の花に恋してしまいます。
蘭の美しさに似合う自分になりたい!!そのためにはこのカマは使いませんと神様にお願いして・・・お願いして・・・時が過ぎて行くのです。
「かまきりどうなるの?」と子どもの心配になったほど、かまきりのつらさが伝わってきました。
どうなるんだろ??願いはかなうんだろうか?
えっ・・・こんなのって!
良かったと思う反面、ありえないよ・・・と思ったらあとがきで『ハナカマキリ』というかまきりが本当にいて、作者のいもとようこさんは『ハナカマキリ』に出会ってこのお話が出来たのだ。と書いてあり、またまたびっくりです。
辞典でさっそく調べてみました。
『見たいね、はなかまきり』うちの子の願いは叶うでしょうか?
誰かを思い続ける一途な心、わが子も感じてくれたらうれしいです。
優しい、優しい、1冊です。