いつもみんなから仲間はずれにされていた男の子がやったこと、それは、自分で自分の国をつくることでした。
いじめられたり、親からも「ういている」などと思われていたら、きっと立ち直れないかもしれないのに、この男の子の精神力はすごいと思います。きっと、これまでの経験をばねにして今まで内に秘めていたパワーを全開したんでしょう。この強さが、自然の力を味方にしてすばらしい国をつくるまでになったのでしょうね。
お庭に生え始めた植物が色鮮やかで、男の子を応援し、助けてくれているかのようでした。男の子だけではなく、私たちまで、心が晴れ晴れしてくる本です。