うさぎのモコのシリーズ2作目です。
モコが野原で遊んでいると、変な小屋を見つけます。
「たちいりきんし。はいるへからす。」の立て札を見て、へからすってどんなからすだろう?と覗いてみると、きつねのコンが、花火や目覚まし時計を使って何かしています。
なんと、時限爆弾を作って、おかしやをふっとばし、チョコレートをいただこうという計画です。(戦争中の今、爆弾とかには少し敏感になってるので、この辺はどうかな?疑問点もありますが、コンの計画では、チョコレートが野原に飛び、お店のおばさんは九州の温泉に飛んでいくらしいし、未遂で終わるので、いいことにしておきましょう!)
爆弾をしかけてくる役を、コンはモコに命じます。が、失敗したらどうなるかを考えただけで、モコの胸は苦しくなり、とっくたっく とっくたっく、鳴り出したのです。さあ、大変!ぼくはれつするの?
もちろん、そんな訳ありませんよね?長女くらいになれば、当たり前のことでも、小さな子にしてみれば、不思議なことっていっぱいありますもんね。
3〜4才の小さな子が、等身大のモコになりきって、ドキドキワクワクできるシリーズです。