子どもの頃の夢を叶えられる人はどの位いるのだろうか。
大きくなるにつれて現実を知ったり、妥協を覚える中で諦める人々も多い中、自分の目標に向かって努力し続け、叶えてしまう。
そんなお手本でもある宇宙飛行士の面々。
そんな日本人宇宙飛行士4人の子どもの頃を追った本です。
4人に共通しているのは子どもの頃は元気に外で遊び、自然を愛し、たくさんの生き物に触れてきたということ。
そして、興味を持ったことはとことん追及し、親は多少危なく感じていてもそれを見守り、本人に実感させるということ。
そんな懐の深い親になりたいです。
宇宙飛行士と言うと、頭が良くて、語学が堪能というイメージでしたが、別に子どもの頃から勉強ばかりしてきたわけではないのですね。
でも目標ができると、それに向かって取り組む集中力はそういった環境で培われたのかもしれません。
それを許し、受け入れる親たちももちろんすごいけど、やはり一番は本人のやる気なのは言うまでもありません。