宇宙好きの息子に触発されて手に取ったこの一冊。
数ある職業の中でも、恐らく最もなりづらい物であろう宇宙飛行士になるという夢を見事叶えた方々の幼少期が、お母さん達の視点から語られています。
4名共、特別教育熱心な家庭で育ったというわけでもなく、よくいる子供達と同じように野山を駆け回って虫を捕まえたりしていたよう。
でも子供達が興味を持った物は全力でサポートし、一緒に楽しむ姿勢が共通しているように思えました。
宇宙飛行士になるというのはとても名誉な事である反面、出発前に遺書を書き残しておかねばならない程の危険な任務。
大人になった我が子の選んだ道にも、時には涙を流しながら応援する親の姿に心打たれました。