長女が図書館で借りてきた、ヒッポ・ヒッポ・ルーとやんちゃな七つ子の弟カバたちの、シリーズです。
最初、題名を見たときは、よく小児科の待合室とかにある、病気の解説を小さな子にわかりやすくかいた、薬品会社が出してる絵本かと思いましたが、読んでみたら全く違いました。
弟のひとり、ヤンダヤンダがみずぼうそうにかかってしまい、ヒッポ・ヒッポ・ルーは病院へ連れて行きました。そう、みずぼうそうはうつるんです。ふたり、3人・・・とうとう7人全員がみずぼうそうになってしまいます。プリンにおかゆにふわふわケーキのみずぼうそう用特別メニューを作ったり、かゆみどめのクリームをぬってやったり・・・大忙しのヒッポ・ヒッポ・ルー。おねえさんって大変ね!(そういう私もおねえさんだった!)
お話もおもしろいし、カバたちの表情をはじめねずみのおいしゃさんなどの脇役まで絵がすごくかわいくて、こりゃあ、五つ星かな〜?と思っていたのに、ラストのヤンダヤンダの言葉にがっかり!あんなに、一生懸命看病してくれたおねえさんにそれはひどいんじゃないの?!とムッとしてしまいました。でも、弟なんてこんなもん?最後のヒッポ・ヒッポ・ルーのひとことに妙に納得しちゃいました!