てんぐの卵が空から落ちてきた。それを見つけたい犬とサルとカラスは生まれてきたてんぐの子に聞いた。「誰の子だい?」すると、てんぐのこは「てんぐさ」と答えた。みんなはてんぐではなく「てんぐさ」と間違えて海に行った、でも違っていた。また聞くと「てんぐだけ」と答えたのでみんなは、てんぐではなく「てんぐだけ」と間違えて今度は山へ行った。でもやっぱり違っていた。今度こそ、「てんぐの子」と答えたのでやっとてんぐだと分かっててんぐの親のところへ連れて行ってご褒美にお酒をもらったんだって。すると、犬は「そんなものくワン」サルは「ちょっぴりでけっこうでごザル」カラスはたくさん飲んで「まっかっカア」になったそうです。