まだ娘は7歳なので戦争のお話は先に目を通してから読むようにしています。読む前に「戦争のお話だけど読んでも大丈夫?」と確認して心の準備をさせてから読みました。
「特攻隊」という部隊があったこと、それは当時の小学生でも深い理解はできていなかったかもしれません。残酷で悲しい過去の現実ですが、目を逸らしてはいけない事実です。当時の隊員たちに思いを寄せて、戦争の悲劇の中でも心温まる瞬間があったのだと、そうやって慰められるのは未来を生きる私たちの方かもしれませんね。今の子どもたちには遠すぎる過去のお話ですが、二度と同じ過ちを繰り返さない強い決意を持ってもらえたらと思います。