この本を借りてきた時に息子が
「シンデレラのいじわるなママ母が表紙にいる」と言ったのが笑えました。
一番最初に読んだ時は、”お小姓”って何?、と私が戸惑い
「お風呂場からでようとごなさいません」も
スラスラ読めませんでしたが、
でもそんな下手くそな読み方も気にさせないくらいの
迫力あるリアルな絵に子どもたちは惹きつけられていました。
描かれている人物は目を大きく見開きとても大げさに驚いています。
お風呂から出てこない王様を、あの手この手で誘うというお話。
朝から晩までお風呂で過ごした王様を、風呂から出したのは・・・
湯船につかる王様は本当に楽しそうな顔です。
息子は生き物が沢山出てくる釣りのシーンがとても気に入った様子。
ここまでする王様に娘は半分あきれていましたけれど、
絵の細かいところをじっくり観察していました。
「手がシワシワになっちゃうよ、最初からこうすれば良かったのに」
最後に娘はこんな感想を言いました。
そんな子供にもばかばかしいと分かるオチが良かったです。