新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

12歳たちの伝説」 ヒラP21さんの声

12歳たちの伝説 作:後藤 竜二
絵:鈴木 びんこ
出版社:新日本出版社
税込価格:\1,650
発行日:2000年06月15日
ISBN:9784406027458
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,638
みんなの声 総数 7
  • この絵本のレビューを書く
  • こどもたちの世界

    後藤竜二さんの凄いところは、子どもたちの様々な年齢層とその心、行動を描き分ける事だと思う。
    そのうえ大人世界の切り口で、鋭い絵本も書いている。
    私が後藤さんの目を通して見た子どもたちは、幼稚園の園児や小学校低学年の疾風怒濤の時期が多かったのだが、12歳をタイトルとして小学校最高学年を設定した小説に子どもたちの成長過程を見た。
    5巻からなるこの物語は、小学6年生の問題クラスの児童たちの心の奥底まで見せてくれてくれる。
    様々な子どもたちの個性が時として一人称となりちりばめられていて、様々なストーリーを様々な角度から展開してくれる。
    登場人物の一人一人が主人公のような展開である。
    決して大人の目からの解説に収まろうとしないところが後藤さんのすごさである。

    いじめ、不登校、多動…。
    自分達の子ども時代とは異質の現在。
    我が子を通して測ろうとしても解らぬ世界。
    この本を読んでいると、学校からのメッセージとつながる所を感じた。
    自分が現実を充分理解していなかったことを再認識。

    だからといって、これは深刻な本ではない。
    子どもたちがどの様な読み取り方をしているのか、気になるところである。

    投稿日:2009/11/22

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「12歳たちの伝説」のみんなの声を見る

「12歳たちの伝説」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / だるまさんが / もこ もこもこ / いないいないばあ / おつきさまこんばんは / こんとあき / はらぺこあおむし / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

みんなの声(7人)

絵本の評価(4.63)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット