「絵が上手だねえ」と娘が感心しながら読んでいました。
稲の感じ、すずめの様子、雨の日の景色。
「絵」でこういったものがきちんと表現できること、写真の
ようではないのに表現できること・・にいたく感じ入った
ようなのです。
かかしのじいさんと、すずめたちの交流は素敵ではあるのですが
私が暮らす土地は田んぼがたくさんあるところなので、うーん
やっぱりかかしのじいさんにはすずめたちをおっぱらってもらう
役目をきちんとしてほしいかなあと思ってしまいます。絵本なのだ
からそんなにめくじらたてなくても・・とも言われてしまいそうですが。
でも。かすみあみはいけませんねえ。
この絵本を読むまで「かすみあみ」がどういったものか
知らなかったのですが。普通に田んぼの稲の上にかける網だと
思っていたら、もっとおそろしいものだったのですね。
稲刈りが終わった田んぼではかかしのじいさんもなく、
すずめたちがやりたい放題やっています(笑)。
稲刈りが終わったらおいでね、すずめたち♪