二年生の四人組が活躍するお話で、二年生の息子はとても共感して読んでいました。
1968年が初版ということは、昭和30年後半もしくは40年の前半の子どもたちの様子が生き生きと描かれていると思います。
原
っぱで子どもたちで自由に遊ぶというのは、今の子どもたちにはできなくなっていること。それだけに解放感があり、子ども同士のつながりや子どもの発想のおもしろさがあります。
私の子ども時代にも似たところがあり、私にとっては懐かしいお話でした。
時代的に、子どもたちが自然に遊べる原っぱが公園へと変わって行った時期でもあるんですね。
こんな遊び場はもう戻ってこないのだろうかと、今や人工的な遊び場に
囲まれている世の中を少し憂いてしまいました。