子どもたちがだんだん大きくなっていくと、ロンパーちゃんのようなかわいいしぐさや表情がだんだんなつかしくなってきて、この本は自分の思い出とシンクロするので、大好きな一冊です。
ロンパーちゃんがもらった風船といっしょに遊ぶ姿、かわいらしいのほかにたとえようがありません。ロンパーちゃんにとっては、風船はとっても大切なお友達なんですね。風船が木にひっかかったから、悲しくて悲しくてというロンパーちゃんの気持ちが心にしみて、読んでる私はかわいそうでしかたがなかった。
ロンパーちゃんのお母さんもとてもすてきな人ですね。ロンパーちゃんのために風船を日が暮れるまでとろうとしてくれた。そんなやさしい心をロンパーちゃんは感じながら成長していくなんて、親子の幸せを象徴しています。
このお話、結構、育児をしているお母さんがはまるんだと思います。ぜひ、お読みくださいね。