子どもは大人とは違う。何が違う?
子どもを見ていると、うれしこと、悲しいこと、楽しいこと、くやしいこと...
いろんな思いに正面からぶつかる。ものを感じる力、思う力がまったく違うんだと思う。
この絵本を見ると、そんな子どもの真正面さがよく現れててほほえましい。
子どもというのはほんとに困ったちゃんで、でも、なぜか憎めなくて、ほほえましくて、愛らしくて...
それは何でかな、と思ったら、子どもは「今」を一生懸命生きていて「たくさんの夢中」の中に生きているからなんだね。
これは、子どもに読み聞かせる絵本ではないでしょう。
お母さんが、またはお父さんが読んで、ふふっと笑ってしまう絵本です。