主人公の男の子の描写に息子を重ねました。
似たようなことしているなぁ・・と。
ミニカーを並べたり、ダンボールをいろんなものに見立てたり。
ふふふ・・・似てる。
最後の締めの言葉には「はっ」とさせられました。
そっか・・ナルホド。
その瞬間、瞬間に全力で夢中だから、だからダンボール箱に夢中になれる。
さきの心配もしないし、明日のためにいそぐこともなく・・。
なんだか子どもの凄さってこういうことなんだな・・と気づきます。
そしてオトナの自分はどうだ・・と。
我が子の日々がいとおしく思えてくると同時に、
自らへの反省も促されてしまう一冊です。
余裕をなくした時に時々手に取ったほうがよいかもしれません。