表紙から愉快な作品だと予想していました。
読んで満足!
月のきれいな大きな池のある森。
静寂の中、生き物たちの声が、そこかしこと微かに聞こえています。
3きょうだいが、巣穴から顔を出すシーンから爆笑です。
水に飛び込む音、泳ぐ音、おかに上がる音、傾斜面をのぼる音、また水に入る音、・・・・・・。
彼らの動きが見事に擬音化されています。
3きょうだいの体格が違うので、擬音が微妙に違うのです。
それがまた楽しいんです。
水の中から獲物をとって、地面に落とす音が最高です。
この後の3匹の笑顔が、いいですねぇ〜。
文章はありませんが、見事にお話が成立しています。
続編も読みたいと思います。