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ムーミンのふしぎ」 ゆりわんちゃんさんの声

ムーミンのふしぎ 原案:トーベ・ヤンソン
文:松田 素子
絵:スタジオ・メルファン
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2009年12月
ISBN:9784061324176
評価スコア 4.44
評価ランキング 11,517
みんなの声 総数 15
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  • 哲学的で深い本

    図書館から借りてきて、9歳と4歳の娘たちと読みました。

    青い海の水を手ですくってみても、どうしてその水は青くないのか不思議で仕方ないムーミン。
    ミイには笑われてしまいますが、ムーミンはいつか海の色を捕まえて、『海の色の標本』を作りたいと思いました。
    そしてある日、スナフキンと話をしたムーミンは・・・。

    娘たちにとって、初ムーミン本でしたが、
    子供たちより、大人の私が魅了されてしまいました。
    ムーミンの感性だとか、スナフキンの哲学的な言葉。
    娘たちも楽しんでいましたが、この奥深さは
    ある程度経験を積んでないと、多分わからないと思います。
    そういう意味で、これは大人のための本かなと思いました。

    4歳の次女は「いろんな綺麗な色」ってことで好きみたいです。
    9歳の長女は、ムーミンの色の不思議に共感したようです。

    私は最後にムーミンが夕焼けを眺めているシーンを見て、
    学生時代に見た、夏の夕焼け空を思い出しました。
    私にとっての「こころのなかの、決して消えない色」です。
    なんともいえない、心地よい余韻を与えてもらいました。

    文章も割と長めですし、やはり内容が少し哲学的です。
    やはりこれは大人のための絵本だと思います。
    私がとっても欲しくなりました。

    キャラクターたちが個性的でかわいいので、娘たちもムーミンの世界に興味を持ったようです。
    他のシリーズ作品も、是非是非読みたいと思いました。

    投稿日:2014/01/11

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