有名絵本画家はみな自分のアルファベット絵本や数の絵本を出していますが、これは英国の人気絵本作家(画家)ヒッセイの、アルファベット絵本と数の絵本をドッキンをさせた絵本。ヒッセイの絵は、ぬいぐるみやおもちゃなど子どもに親しみやすいものを題材にしていて、グリーティングカードなどですでに日本でもお馴染みですね。
今回帰省する際に助かったのは、一冊の中にアルファベットと数の絵本が収められていたこと。(旅行中、物の数は少ない方が助かりますので……。)くまやあひる、いぬのぬいぐるみたちがアルファベット、数のお勉強に登場して、娘はご満悦の様子でした。
学習的な観点から登場人物とその背景の関連性を探ると、注文したい点もありますが、文字や数字の認識だけに焦点を当てるとしたら、それなりに十分楽しめる一冊です。とにかくイラストが可愛らしいので、これを見ているだけでも安らぎを覚えてしまいます。