2ほんの木はともだちでした。
1本は大きな木。
もう1ぽんは小さな木。
いくつもの季節を共に過ごし、、色んな事を競い合い語り合い仲良く並んでいました。
ところが、ある日のこと。
2ほんの木の間に高い壁が作られました。
……………。
2本の木はお互いをみることもできなくなりました。
……。
深読みの悪い癖で、2本の木を子どもと見立てました。
壁を戦争と考えました。
2本の木の成長は、子どもが大人になったと考え、戦争や争いを飛び越え、枝を絡ませ再会を喜ぶ所は、友情を深めたと考えました。
信頼や友情はどんな力をも乗り越えられるんだ、と言うような解釈です。
枝を絡ませるページを『長恨歌』の“連理の枝”と見る方は、2本の木を恋人と考えられるかもしれませんね。