詩という短い文のなかに、たくさんのメッセージがこめられていて、声にして読むと、それが心にからだにぐさぐさとささって。痛かったり刺激が心地よかったり。まどさんの詩の世界に入り込むと、人生とは?みたいなことを考えるのは大それたことではなく、ごく日常のなかで自然に考えていることなんだなあって思います。
まどさんのお歳になって、わかること・感じることが詩を通して読み取れたり、自分が気付いていないことを教えてくれたり。まどさんの詩は私にとって先生だなと。
100歳にして、社会のことを批評しておられたり、冷静な目でみつめておられることにも、おどろきました。天才だなあ。
声に出して子どもに聞かせるのもよし、ひらがなカタカナがまじっている詩などは、活字をちゃんと目にして声に出して読むのもよし。心の栄養をまどさんの詩からいっぱいいただきたいと思いました。