小さい頃読んだ本で、『まりーちゃんとひつじ』よりこちらの本の方がお気に入りでした。
“あめです、あめです、いやなあめ”から始まる文章のリズムがよく、読みやすいお話です。
動物達を山へ避難させたり、おばあちゃんを2階に上げるお手伝いをしたり、助けて!の合図を出したり、まりーちゃんは大忙しです。
雨が上がっても、雨の後の大掃除に大活躍です。
大雨の時は、こういうことをするんだなと子ども心に感心したことを覚えています。
皆の混乱をよそに、ひとり喜んで自由気ままな行動をとっていたあひるのまでろんが、結果的に救助隊を連れてくるという一番の殊勲者になったところが、面白いですね。