いろいろなものが出てきて、じゃんけんをしていくストーリーです。
たとえば、太陽と雲がじゃんけんして、雲が勝ち、雪を降らせます。
その雪で子供たちが、ゆきだるまを作ります。子供たちは、鼻を石にしようといいますが、雪だるまは、自分の鼻をニンジンにして、と頼みます。そこで、じゃんけん。雪だるまが勝って、鼻は、にんじんになります。
じゃんけんでいろいろなものが入れ替わっていくのが楽しいです。
じゃんけんができるようになったばかりのお子さんに読んであげたら、きっと喜ばれると思います。
せなけいこさんのちぎり絵も味があります。おなじみの、お日様、お月さま、うさぎも登場します。
シンプルなストーリーに、シンプルな挿絵で、お話がきちんと伝わってきます。