情緒があって素敵な絵本でした。
「月がきれい」で、つい目がいってしまう時期ってやはり秋でしょうか?
主人公の男の子は空を見上げるのが好きなんですね。
それとも「おつきさま」そのものが好きなのかしら?
私は中でも、お母さんと二人乗りしている「ぼく」が、お月さまを見上げながら、
《ねえねえ おつきさま。
どうして ずーっと、
ぼくのあとを ついてくるの?》って、とこがよかったです。
どこのお子さんも、おおかれすくなからこういうことを言われた時期があるのではないでしょうか?
うちの子どもたちも、移動中、空を見上げては「おつきさまがついてくる。きっと、おつきさまは○○が好きなんだね」なんて言ってたことがあり、懐かしくなりました。
読み聞かせするなら、秋がいいかな〜。遠目も見やすいので、読み聞かせ向きの絵本だと思います。