乳がんの親と子どものために描かれた絵本。
内容的にかなり重いですが、黒井健さんの優しいトーンの絵が優しく語ってくれます。
乳がんの手術前から術後にかけて、特に子どもたちへのケアで心がけることが
理解できるようになっています。
いろいろ遭遇する感情を適切に受け止めることが大事なのですね。
最近立て続けに知り合いが罹患しただけに、他人事ではありませんでした。
病気の有無に関わらず、基本は親子の愛情ではないかな、と感じました。
「mamma」というリーフレットが折り込まれていました。
絵本の内容をより詳しく解説してあります。
乳がんに限らず、いつでも起こりうることですから、
一度じっくりお読みになることをお薦めしたいです。