しっとりと落ち着いた雰囲気の絵本です。
私は、どちらかというと、ちいさなうさぎのように
街の暮らしのほうが好きかも。
公園も たまに なら、いいなと思うのですが。
うさぎさんが、ぬいぐるみのようでかわいいです。
人参模様のバッグを持って、お気に入りのCAFEで
お茶を飲んだり、公園の木の下で本を読んだり
こんな生活、うらやましいです。
それでも、ふと、寂しさを感じていたちいさなうさぎ。
お月さまのおかげで、友達と楽しく過ごすことが
できますが、町の暮らしが恋しくて、町へ戻ります。
それぞれ、町と公園、暮らす場所は離れていても
お互いに思いあっていれば、楽しい時間も共有できて
心豊かに過ごせるのでしょう。
遠くにいる大切な友人を思いながら、読みました。