動物たちが手をあげると、「お客さんは お客さん。」と相手を選ばずに、誰でも乗せてあげる杉山さんに敬意を表します。不思議な不思議な杉山さんのタクシーは、動物たちに合わせて大きくなっていきます。外国の王様が乗るような立派なオープンカーになったり、2階建てのオーケストラ・バスになったりして不思議です。不思議なバスは、音楽を演奏しながらゆっくり走るんです。杉山さんは、バクだって乗せたかったと思いました。なんだか不思議なバスの魅力にはまってしまった私です。お客様を選ばない杉山さんを見習いたいと思いました。とても世に不思議な物語でした。