「じごくのそうべえ」が最高におもしろかったので、ぜひ、続きも読みたいと思ってました。3作目の「まっくろけのけ」を先に読んでしまって、ずいぶん時間が経ってしまったけど、やっと、2作目のこの本を借りることができました。
またまた、綱から落ちて地獄へゆくことになった軽業師のそうべえさん。(なぜか、もちろん、山伏のふっかいさんと、ヤブ医者のちくあん先生も一緒です!)
またまた、ふんにょうじごくへほうりこまれたのですが、えんま大王まで一緒に落ちてしまい、ふっかいのまじないで、かちかちにかたまって身動きとれず・・・さすがのえんま様も、3人の願いを聞いて、極楽への扉を開きます。
1作目が1番おもしろいのですが、こちらもけっこうおもしろいです。極楽ってこんなところだったのね〜!と、目からうろこが落ちるかもしれません。地獄の汚さと対照的に、美しいです。
最後はどうなるか?・・・読んでからのお楽しみ!
このシリーズ4年生の長男は大好きですが、2年生の長女のウケは今イチです。男女差もあるのかもしれませんが、関西弁(ふだん聞き慣れてないので)が難しいので、関西地方にお住まいの方はともかく、そうでない方は、少し大きい子向けかもしれません。