パンダとおじさんの心温まるお話。パンダが小さくて病気がちのときはおじさんが病院に連れていき、おじさんが年をとるとパンダが病院へおじさんを連れていくのです。
子が小さいときは幼稚園や小児科へ親が連れていき、親が年をとると子どもが親を病院へ連れていく・・・。古今東西、繰り返されていることなのでしょうね。自分が小さいときに親に面倒を見てもらってたことや、いずれ親の面倒を見ることなどを思って、泣けてきました。このお話は、大人なら誰しも心にぐっとくるのではないでしょうか。絵は中国っぽくて(パンダだからかな)かわいらしい。でも考えさせられる。そんな絵本です。