引っ込み思案で保育園でお友達の輪に入れないコッコさんが、お友達が出来るまでの話です。
同じように引っ込み思案で、その上早生まれの息子が、幼稚園に入園する前に、少しでも不安を取り除き勇気がでればと思い購入しました。
片山健さんの絵はとても独特すぎて、好き嫌いがはっきりでると思います。子供の顔がまるで大人の顔をしているかのような不気味さも正直言って感じます。この人は絵が上手いのだろうか、へタなのだろうか、なんとも言えません。でも、何故か気になる作家で、一度読んだら忘れられないインパクトを与えられます。
息子も黙って聞いていました。最後にコッコさんが友達の輪に入れて、自分のことのようにホッとしたみたいです。幼稚園生活にも慣れ、この本も不要かなと思い、友人の子にあげようとしたら、普段はあまり読んでと持ってこないにも関わらず、「この本はあげない。」の一言でした.... とても謎の魅力のある本です。