あと数か月で入園予定の2歳の息子に読みました。
新しい友達の作り方がわからず、庭のすみっこで寂しそうにうつむいているコッコさん。
内気な性格でいつも私の後ろに隠れているうちの子になんとなく似ています。
どうしても仲間に入れずに、ハンカチで溢れる涙を拭いているコッコさんに息子を重ね合わせて、読みながら目頭が熱くなってしまいました。
似た雰囲気を持つ友達を見つけて、ニッコリほほ笑みあっている場面では思わず拍手!
子ども達は自分に合う仲間を探す能力が大人よりも優れているのかもしれませんね。
「するとだんだんうれしくなって
もっともっとうれしくなって
うんとうんとうれしくなりました」
気の合う友達を自分の力で見つけた喜びが素直に伝わってくる素敵な文にも感動します。
たくさん遊んで、ケンカもして、たくさん心が成長したコッコさんはもう一人じゃない!
来るべき息子の集団生活への不安が少し解消した気がします。