小学校高学年(4〜6年生)の今年度最後の読み聞かせ会がありました
非常に読み聞かせしにくい絵本です(私のレベルが低いのか…)
でも!子ども達に読んであげたかったの!!
つい先日絵本の館で借りてきた絵本です
「家にばっかりいないで、外で遊びなさい」
「遊んでばっかりいないで、勉強しなさい」
「テレビばっかり見てないで早く寝なさい」
「いつまでも寝てないで、早く起きなさい」
大人が言う矛盾・・・
「大人って言う事はわかるけど、言い方がムカつくのよねぇ」
「人に嫌な事はするな!って言って、自分は嫌な事いうのよね」
子どもの受け取り方・・・
この絵本を読む前にこんな事を伝えた
「この絵本、親(自分を指して)が読むと、心が痛くなります
子どもが読むと そうそう!大人ってそうよね と思います
先生が読むと そう思われてるのかな? と不安になります」(笑)
子どもの為を思って親や大人は君たちに言うんだよ!
こんな事分かっているのに、言われた子どもは嫌な気持ちになる
大人は自分達が子どもの頃言われて嫌な気持ちになったのに、
大人になると子どもに言ってしまう
非常に考えさせられる絵本です
タイトルに 考える絵本 とあるくらいですから♪
この絵本で1番すきな言葉があります
子どもは大人になれる! 大人は子どもに戻れない… 一人1回!!
読み聞かせ会が終わった後、反響が多かったです
一人の先生が「絵本の中に哲学がありますね。是非借りたいわ」
一人の生徒が「お父さんとお母さんの言う事違う時ってどうすれば良いの?」
そして後日、たまたま会った4年生の男の子が
「この間の 子ども・大人 面白かったよ」
タイトルまで覚えていてくれて、それを伝えてくれたのが嬉しくて
思わず涙ぐんでしまいました (/_<) ナケルネェ
ホントに 考える絵本 です!