壁のむこうには何がある?
普通に生活できていれば、さしてみんなはそんなことは気になりません。
外国でどんなことが起きていようと、自分たちの毎日はまったく変わらず同じ毎日であるように...
だけど、ティリーだけは違っていた。壁のむこうには何があるのか?どうしても知りたかった。
こうなると、気になってきますよね、いったいどんな世界が広がっているのか?
読んでいる時に、どうなると思う?何があると思う?っていうわくわく感があるっていいよね。
で、結論はというと、むこうにはむこうのねずみの社会があったのです。同じようにねずみたちが暮らしていた。
だけど、その日から壁はなくなった。こちらのねずみとむこうのねずみが交流できるようになりました。
たった一人(一匹かな?)の勇気、決断力が世界を変える(というといいすぎ?)、いい例かな、と思う。
レオ=レオニさんの絵本、メッセージ性があり、読んでいて、大人でもなるほどなぁです。意外に大きい子むけか?と思うけど、小さい子でも十分に楽しめるかな。