4歳9ヶ月の息子に読んでやりました。クマの調査員をしているおじいちゃんに付き添って、クマの生態に興味を持った男の子の視点が語られている絵本です。とても珍しい構成だとは思いますが、最後には自然の厳しさが死という形で終わります。もちろん、コミカルな部分もありますが、クマという決して人間と一緒に仲良くなれるわけではない怖い部分もある、ということも教えつつ、最後には自然界で生き延びるためにはという厳しい現実を突きつけられます。それまでは、息子も楽しそうにクマの生態に興味を持っていたようですが、最後には少々ショックが大きかったかも。4歳の子には早すぎたのかな?とちょっと思いました。でも、少しずつ、自然の厳しさ、その自然にどう立ち向かうかということを教えていきたかったので、たまにはこういう絵本もいいと思います。