私が幼い頃、堀内誠一さんの作品で「ぐるんぱのようちえん」と、この「たろうのおでかけ」が大のお気に入りでした。久しぶりに読んで見ましたが、時代を経ても色あせることないステキな絵に見惚れてしまいました。
3歳の息子は、たろうが周りの大人にだめだめ言われながらも、楽しそうに町の中をとっとこ走っていくのを喜んで見ていました。信号や横断歩道の場面では、得意げに「黄色は待てなんだよ。」と注意していました。
交通ルールを覚えたての子(これから覚えようとする子)にとっては、気軽に楽しく復習(勉強)できていいですね。
そして、最後は、それまでのダメダメから開放されて、はらっぱの中をおもいきりかけだすのですが、緑の中の一本道がとてもさわやかに描かれていて、すがすがしい気持ちになります。
ちなみに、横断歩道が、左右ずれたようになっていたり、信号の周りの枠(黄色と黒)など最近あまり見かけないので、交通標識ブームの息子の「なんで?」攻撃に備えて、その変遷についても調べておかねばと思っています。