いつもお話をしてくれていたおじいさんが
図書館に行くことを勧めてくれます。
定住していなく、季節によって
住む場所を変えるトマスみたいな子どもにとって
学校に通い、学ぶことは難しいのかもしれません。
でも、図書館という誰にでも解放された場所で、
親切な図書館員のおねえさんが、
居場所を作り、本を勧めてくれたことは
この少年にとって、かけがえのない
出会いだったのだと思います。
そして、スペイン語をお姉さんに教えるという
人に教えるという経験もすることで、
自信や自己効力感も高めたのではないかと思います。
こんなおねえさんのような誰かにとっての
存在になりたいです。