素敵なお話だと思いました。
絵本好きなお子さんなら、身を乗り出し聞いてくれることでしょう。
おばあさんの留守に、押入から箱が出されていました。
箱の中身は、昔子供たちに読んであげた絵本。
絵本を開きながら、子育ての思い出に浸っています。
さて、ここから私をグッと惹き付けてくれたのは、懐かしの絵本たちを畑の野菜に読み聞かせるおばあさんです。
これは、良く野菜が育ちそうって、思いました。
さて、この声に誘われたのか、一人の男の子がおばあさんの家へ...。
絵本を読み子育てをした方なら、絵本に興味のありそうな子は見逃すわけがありませんよね。
ましてや「読んで」と言われれば、このおばあさんも男の子に読んであげます。
この時間が、私はたまらなく素敵な時間だと思います。
男の子が懸命に聞き入っていたことが、後の笑いを誘うシーンに繋がっています。
さて、この男の子の正体を知った後の山の図書館の賑わいが、とても嬉しかった。
絵本って、何度でも生き返るんですよね。