初めて王様に食事に招待された動物達。
アリさん以外の動物達は手づかみで汚らしく、
食べ物を無駄にしながらガツガツ食べています。
その姿の醜いこと。。。
王様からケーキを自分の分だけとりなさいと言われても
自分の体の大きさに比例する?だけのケーキを
自分を正当化するような言い訳と共に切っていきます。
それって、本当はみんなで当分に分ける手もあると
ちゃあんと分かっているからなんだなと思いました。
普段娘の大好きなぞうさん達も、とても憎々しげに
分かり易く善悪分けて描かれています。
子供にしてみると、アリさんが王様の分のケーキを
焼いてくると言った時、他の動物達はその倍のケーキをと
見栄を張る事が分からなかったように思います。
張り合うにしても「一個でいいのに」と思ったようです。
このお話は、相手を思いやる気持ち、
マナー、礼節、等々、心に語りかけてくるところが
大きかったようです。