5歳息子がなくなり、ちぎれそうな小指を赤い糸で縫うお母さん。ある日、父親が死にそうになったら、ついてきた手首があった。その手首のおかげで、健康に、幸せになっていく夫婦。
しかし、ふと気づくとその手首には小指に赤い糸があった。
死んだ息子が不自由しないよう、おっかさんが死んで届けにいこうとする。間違って地獄についてしまい大変だが、手首が助けて戻ってくる。
しばらくは親子2人と1手首で、仲良くやっていこう、、、。
面白いし怖いし、でも、キュンとする素敵な絵本でした。長いけれど、子供もしっかり聞いていました。変わっているけど、良い絵本だと思います。
なんだか切なくなって泣けてしまいました。