長田弘さんの詩『花を持って会いにゆく』『人生は森のなかの一日』二編が、画家ダスタフ・クリムト氏の花の絵、風景画とともに描かれた、ちょっと贅沢な詩集です。
『花を持って会いにゆく』では、生きること、死ということについて、丁寧に語りかけてくれます。
『人生は森のなかの一日』では、一本の木から、林へ、森へ、そして、そのなかで生きていくものたちが、細やかに描かれています。
人生とは…
気持ちが揺らいだ時、迷いがあった時、悲しくてたまらない時…人生のあらゆる場面のなかで、美しい風景と、優しい言葉が、体中に、しみわたってくることでしょう。
おとなのための、一冊の絵本です。