いもとようこさんのほんわか優しい絵に惹かれて、
図書館から借りてきました。
登場人物がクマちゃんだし、3歳の娘と読んだのですが、
娘には絶対理解できない内容。
母子家庭で貧しいながらも愛情いっぱいにそだったくまちゃん。
大人になって家を出て、街の暮らしになれて、
あまり帰省もしなくなって・・・。
と、これは、幼児向けではなく、
大人向け、しかもどちらかというと、
女性よりも男性向けの絵本だと思います。
最後の「お母さんはぼくを一人にしなかったのに、
ぼくはお母さんをひとりにしてごめんね。」という一言に、
思わず涙腺が緩みそうになった その時、
「おかあさんボクをいつも一人にするよねー。」と横から8歳の息子。
ダメだ。
8歳にも伝わらなかった。
やっぱり大人向けの絵本です!