ある日突然自分の姉妹が、事故でなくなったら、しかも目の前で・・・
想像することが恐ろしくなるような、出来事を体験した小学生の心を描くお話です
壊れそうな家族を救いたくておばあちゃんに助けを求めます
「家族のつながり」ってなんだろう・・・?この物語を読んでいると、そう問いかけずにはいられなくなりました
崩れてしまった心を取り戻すために、実際はどれだけの時間を必要とするのだろうとも・・・
体験者でなければ家族の「ひとりたりない」という感覚は、理解しにくいかもしれませんね
ただ文中にも書いてありますが、亡くなった人は家族の心のなかで生き続けると、私も思います
そして悲しみは忘れることはできないけれど、絶対に乗り越えることができると信じます
心の描写の言葉がわかりやすく書いてあるので、小学校中学年から読めると思います