朝ごはんに子どもを食べるのが大好きという人食い鬼。
最近子どもを食べていないので、腹ペコです。
そんな鬼の前に現れたのは、人食い鬼の噂を知らないゼラルダ。
人食い鬼はゼラルダに飛びかかろうとしますが…。
鬼から身を守ったのは、強い武器でも大きな体でもなく、ゼラルダの優しい心と料理の腕。
恐いながらも、ワクワクするようなお話でした。
読み聞かせにもピッタリだと思います。(最初は恐がるかもしれませんが)
このお話をただの昔話・童話で終わらせないのが、最後のページ。
エンディングにちょっとしたスパイスを効かせてくれるこの絵が好きです。