オーストラリアの先住民アボリジニの話のようです。
作者自身も、アボリジニの血をひくとのこと。
この、独特の絵も民族の色を受け継いでいるのでしょうか。
つるを殺してしまった少年が、つるになってしまいます。
アボリジニの人達にとって、つるは神聖な生き物なのでしょうか。
それとも、動物を殺すことは罰があたることだと伝えたかったのでしょうか。
色の粒も謎の存在でしたし、いろいろと疑問の残るお話でした。
海外で、昔から伝わるお話を知る機会もなかなかないので、この「世界の民族絵本」シリーズは、大人の私でも興味深く読んでいます。