私も小さいころに夢中になった本です。
詳しい内容は覚えていなかったので、「へ〜、こんなおはなしだったんだ」と新鮮な気持ちで読みましたが、バーバパパたちが作った家のページでは「そうそう!この絵が大好きだったのよ!」と思わず興奮してしまいました。
絵の好きなバーバモジャ、星の好きなバーバピカリ、おしゃれなバーバベル・・・。それぞれの個性にぴったりのそれぞれのお部屋。かつての私が一つ一つのお部屋をじっくり見ながら楽しんだのと同じように、娘も興味津々で見ていました。
ただ、この家がプラスチックでできていたのが残念でした。こんなに素敵なのにプラスチックだなんて。唐突に出てくる「プラスチック」という響きがなんとも違和感があります。
それから機械たちを追い返すために使われるプラスチック爆弾。娘は喜んでいましたが、こちらも私は好きになれませんでした。なんで壊しに来るのかもよく分からないし・・・。
以前は好きだった本も、大人になると純粋に楽しめなくなってしまうことがあるんですね。