バーバパパ好きの息子が、まず表紙に惹かれていました。読み始めると、もっと惹かれていました。
おばけや妖怪が好きな息子は、重機がバーバパパたちの家を壊すのを指差し、
『見て!!誰も運転してないのに動いてるよ!!』
と、少し怖そうに教えてくれました。
その通り、少しおどろおどろしい感じで描かれる重機たち。
パパたちの対抗策もなかなか素敵でした。
誰かを傷つけたりせずに、追い返すための作戦。新しい家で平和に暮らしたい、パパたちの願いが感じられました。
文明の利器が、時には自然や人を傷つけてしまうこと。侵してはならない平和な場所が必要なことをいつも教えてくれます。