田島さんのシリーズで有名な「やぎのしずか」。
しずかの出産の時のことを思い出して作ったというこの作品。
鮮やかな色彩・躍動感あふれる画面です!
こやぎがめえめえと啼きながら
野原を走りながら、いろんな事を体験します。
チョウチョがひらひら舞うのも
うまれたばかりのこやぎには嬉しくて珍しいので
めえめえと啼くのですね。
そしてお母さんやぎのところに走っていって
「おっぱいを ちゅうちゅう」
書店でこの本を手にした時
1才にならなかった息子が じ〜っと見て聞いていて
最後の「おっぱい…」のくだりになったとき
キャッキャと喜びました。
私はとっても幸せな一冊だと思います。
【事務局注:このレビューは、「こやぎがめえめえ」 こどものとも0.1.2 2004年5月号
に寄せられたものです。】